発達障害界のスピ王子、吉濱ツトムさん

（つづき）

倉庫で働き始めて数か月経ち、収入が安定して少し落ち着いた頃でしょうか。発達障害系の動画を漁っていると、「ソバージュロングヘアのやけにゴツいお姉さん」がよく出てきていましたが、それが吉濱さんでした。見た感じとっつきにくかったので初めスルーしていたのですが、そのうち見るようになりました。そしてスピ系動画の二本立てで発信していることを知り、主にそちらを好んで視聴するようになりました。

Y's spiritual

https://www.youtube.com/@Ysspiritual

彼は「メジャーどころのスピリチュアル」に対して斜に構えていたり、科学的研究結果を元に論じていたりするところが、久々にスピ業界に復帰したわたしにとっては小気味よいものに映りました。

2021年2月に『2040年の世界とアセンション』、同年10月に『アセンションパラレル　すべて望み通りの世界へシフトする』、時期は忘れましたがこの後に『アセンションを導くプレアデス』、2022年5月に『2040年の幸せな未来を先取りするUFOを呼ぶ本』を購入しました。

遡ること2020年6月頃から、わたしは見た動画のタイトルとポイントをノートに書き留めるようになっていました。最初はFXトレードに関連するメンタル系に始まり、「お金のブロック解除」「夢・願望を叶える」「イメージング」「言霊」などについての記録が残っています。しかしこれらの情報は、今見ると深さがイマイチというか、精神論的な感じでインパクトに欠けるというか、対症療法的というか、断片的な情報ばかりで「芯を食った」感じがしないものばかりでした。そして実際日常生活の中で繰り返し実践することもできずにいました。

そんな中出会った吉濱さん。彼のプロフィールを著書から抜粋すると、

「IQ160の天才アスペルガー。幼少期より特別な能力を持ちながら、重度の自閉症とアスペルガー症候群を併発。19歳のときに訪れた環境の変化により、一念発起して脳神経学を研究する。様々なセルフワークや方法を取り入れ、発達障害を克服する」

「発達障害カウンセラー、経営アドバイザーと共にスピリチュアルヒーラーの側面を持つ。先端科学、陰陽道、プレアデス情報を融合させることで独特の能力と理論を構築し、新規ヒーリング、リーディングの予約は１年待ちとなるなど評判を博している。『誰にでも当てはまるような抽象的な本質論であってはいけない、現実に役立ち証明されてこそ本物である』という価値観のもと、スピリチュアルヒーラーやティーチャーへの能力開発指導や、医者、科学者、学者などへのアドバイザーを務める」

だそうでして、過去には「経済評論家」「学園都市や家電企業の技術顧問」「米国研究所における科学実験への協力」「経済記者、投資家、NPO、防衛関係、役所におけるアドバイザー」という肩書もあったようです。スッゴイですね。

吉濱さんは、20代の数年間、陰陽道の指導をマンツーマンで受け、断食や断眠、滝行、崖に吊るされるなどの荒行、憑依霊や地縛霊などを祓う訓練をし、師匠とともに体外離脱して超高次元に行き、「神」（真理）とも呼べる存在を感じて至高体験をし、ハイアーセルフは、過去生でもあり、未来生でもあるプレアデス人、だそうです（上記『UFOを呼ぶ本』、『アセンションを導くプレアデス』より）。ゴイゴイスーですね。

今この記事を書くために改めて著書を読み直しているのですが、動画タイトル風に言うとこんな感じになっています。

【悲報】せっかく良質な情報を得たのに本気で実践できずに宝の持ち腐れになっていたことが判明

上記のノートですが、2020年10月頃で一旦ストップし、2022年2月まで空白になっています。

丁度この時期、吉濱さんの情報を得ていたことになるのですが、動画や本のまとめを書いて実践しようという姿勢が全くなかったことになります。記憶力がいい人は別として、一旦触れた情報は、繰り返し見たり書いたりしないと自分のものとして定着しにくいですよね。その上で日々実行することで現実の変化を実感できるようになるかと思うのですけれども。

結局、またまたスピ情報をエンタメとして消費していただけ、だったわけなのですが、吉濱さんから得た情報で唯一強烈に刻まれたのが、「注意制御機能」という概念でした。このおかげで、あきらめかけていた「明るい未来」を意識できるようになったのでした。

（つづく）