「スピ好き高学歴ダメ人間」が精神障害者を止めて前向きに生きる話

人生終盤ですが、希望を持って進んでいきます♪

インナーチャイルドの解放と過去世の書き換え

(つづき)

akikoさんの著書『潜在意識の魔法』では次のような説明があります。

・顕在意識に入っている考え方の癖やブロックで根強いものはほとんどが幼少期のもの。現在悩んでいることやひっかかっているものの多くは、幼少のころの経験、特に8歳ぐらいまでの経験が潜在意識に刻まれているので、その解放がカギであるとも言える。

 

過去記事の「インナーチャイルド探しがトラウマを増やす」で見てきたように、「トラウマを反すうすると脳が炎症を起こしてしまい、うつに至ることもある」「インナーチャイルドが自分を苦しめているというフレームを持ってしまうと原因探しを延々とループしてしまう」という問題を吉濱さんが指摘していたわけですが、これも人それぞれのトラウマの程度やメンタル的な状態などの状況によるのではないかと思います。

 

akikoさんも「誰よりも考え方の癖が強かったので、最初のうちは思考の癖や自分に対するネガティブな思いを紙に書き出して、泣きながらブロック解除していました」と言っていて、自分の内面と向き合うのは時に辛い思いや感情を追体験することもあるかと思いますが、それに耐えられる状態・・・、例えば、akikoさんには「どうしても人生を変えたい。自由になりたい。藁にもすがる思いでなんとかしたい」という強い気持ちが背景にあり、主体的に取り組んでいたということと、基本的には「書き換え」のワーク自体が簡単なものだという状況があって、効果的だったということなのかなと思いました。

 

本書で紹介されている「幼少期の経験を解放するワーク」は次のようなものです。

①0~8歳までのことを思い出す。

②今のブロックの原因を探る。

③原因がわかったら、傷ついた自分を優しく癒す。「よくやったね」「あなたは悪くないよ」「ひどいよね」と、幼少期の自分の味方になってあげる。「もう大丈夫だよ」と声をかける。まだ納得しないようなら、どうしてほしかったかを聞いて、それをイメージの中でしてあげる。その子が笑顔になったら癒された証拠。時間をかけてやってあげる。

 

難しくはないですが、これを自分で落ち着いてできる状態かどうか、ですよね。そして、自分でできないのでセラピストの手を借りて解消しようとした際、吉濱さんが指摘するような「感情を思い出して、味わって、と反すうを煽る」ことがあると、最悪、逆効果になってしまうのかもしれません。

吉濱さんは「幼少期のトラウマと現在のつらさに因果関係を感じているなら、おそらくそれは正しい。しかし、原因であるトラウマはそのままにして、結果である現在のつらさの方を先に改善してしまうのが手っ取り早く、反すうを増やす弊害もない。トラウマに対峙するのではなく、今現在はっきりと意識できる注意制御機能を調整して、体調を整え、日常生活を充実させる習慣を身に付け、もっと『お気楽』に生きるようにする」と対処法を示しています。

要するに、インナーチャイルドに向き合うか、放置か、はどちらでもよくて、大事なことは「今、いい状態でいる」「より良い未来を選択する在り方」というようなことでしょうか。

 

それから、本書では過去世についても触れられています。

・特にひっかかっているブロックや根強く深い悩みなどは今世に持ち越している過去世。特に、過去世でのトラウマや経験による周波数が今世の自分自身のパターンを作っていたりする。

・過去世は変えられないと思われがちだが、そんなことはない。というか、めちゃ簡単に変えられる。過去世を見て、やり残したことをやらせてあげるだけで過去世の記憶を変えることができ、今現在の周波数も簡単に変わる。とりわけ、恋愛やお金のブロックから抜けられるようになる。

 

「過去世の書き換えワーク」は次の通り。

①特に強いマインドブロックや今世で繰り返していることを「テーマ」として決める

②「私の○○を妨げている過去世」と思って、出てきたイメージをよく見てみる。ふっと出てきたイメージが正解。どこの国?場所は?どの時代?周りの背景は?どんな人?どんな感情を抱えている?

③ブロックの原因を見る。その人はどうしたかったのか、何が心残りだったのかを見て、感じる。過去世の自分に聞いてみる。

④過去世でやりたかったことを思い切りイメージして叶えてあげる。思い切りスカッとするまでやる。その人が笑顔になったり表情が柔らかくなったりほっとしたりしたら書き換え完了。

 

こちらはインナーチャイルドよりは、トラウマ感が少ないかもしれませんね。うまくイメージできない、ということがあるかもしれないのが難ですけれども。

ただ、これも向き合うか放置か、どちらでもいいのかもしれません。

 

さて、akikoさんの情報を得た2023年1月のわたしは、「宇宙講座」のイメージワークや本書の「電球ワーク」に取り組み始めました。後者は専用のノートを買い、観念とその書き換えを記録していきました。・・・で、そのノートは2月中旬までほぼ毎日埋まっていたのですが、またしても興味関心が移ってしまい、それ以降はたまに、という頻度になっていました(苦笑)。前者もいつのまにかやらなくなっていました。

 

次の関心は、「まゆたま」さんです。akikoさんにハマっている前後でも、いろいろな人の動画を見まくっていたのですが、その中に「Love Kindness TV」のTAEKOさんの動画があり、そこに対談者として登場していたのがまゆたまさんでした。いつも、新たな動画を発見すると、ご本人がどんなセッションをしているのか、サイトを見に行くのですが、基本、受けるつもりはなく、「へ~、こんなことをしている人なのか」と確認だけしていました。ところが、まゆたまさんのセッション内容を見たときに、「うわ、これは受けたい」と思ってしまったのでした。その話は後でするとして、まずはまゆたまさんの動画の紹介をいくつかしていきたいと思います。