2chに君臨する「願望実現の達人たち」⑥「カリスマ的存在」108さん編<その2>
電子書籍「ザ・チケット」の内容がどんな感じかをご紹介するために、目次を転載します(わかりやすくするために一部割愛しています)。興味がある方はぜひ本書を読んでみて下さい。
第1章 認識の変更
認識を変更する ――― 認識が変われば現実も変わる
願望とは何か
願望実現は難しいのか
意図の関わり方
意図を妨害する思考
思考による判断は正しいのか
思考が実現を妨げている
必要不可欠に思える「思考」
思い切りが意図を作動させる
思考の復活
感情は知っている
不測の事態
幸運の訪れる条件
幸運を意図的に操る?
願望実現への二つのアプローチ
▼メソッド ① オリジナル・クレンジングメソッド
▼メソッド ② 今、この瞬間を感じる
第2章 現実変更のメソッド
▼メソッド ③ 問いかけて、放っておく
▼メソッド ④ 私はこの状況を、一体どうやって脱したのだろう?①
▼メソッド ⑤ 私はこの状況を、一体どうやって脱したのだろう?②
▼メソッド ⑥ なぜだか分からないが、全てうまくいった
▼メソッド ⑦ 私に○○を許可します
▼メソッド ⑧ 笑う
▼メソッド ⑨ ありがとう
▼メソッド ⑩ ○○してくれて、ありがとう!
▼メソッド ⑪ 完璧だ
▼メソッド ⑫ ああ、そうか!!
▼メソッド ⑬ これは面白い!
▼メソッド ⑭ これは経験済みだ
▼メソッド ⑮ 認める
▼メソッド ⑯ この状況は、私にとって素晴らしい!
▼メソッド ⑰ 愛情だけに浸りきる
▼メソッド ⑱ 私は何があろうと○○しない。これは決定事項です。
▼メソッド ⑲ エゴを超越する
第7章 本当のチケット
本当のチケット
既に願望は実現している
「おかしい」の意味
探す限り、見つからない
そのとき何が起きるのか
なにもしなくていい
条件は一切ない
本当は、エゴも解放している
罪悪感とは
悪人はうまくいく?
取り組まなくて良い
▼メソッド ⑳ 関連づけの放棄
チケットを捨て去る瞬間
さて、108さんと言えば「今今メソッド」というのが有名ですが、上の「メソッド②」のことを指します。
これについて触れておきます。
・静かになれる時間と場所で一人になり、全ての思考と感情を停止する
・我々は、過去や未来など、ほとんど「今この瞬間以外」についてしか、考えていない。ここをひっくり返し、焦点を「今、この瞬間」に合わせる。
・一秒前でも一秒後でもなく、今、この瞬間。「今、今、今、今、今、今、今、今、今…」心の中で、そう唱え続ける。声に出してもいい。
・そうしていると、だんだんジワ~ッと「今、この瞬間」に、意識の焦点が合ってくる。すると、ある単純な事実に気づく。「今この瞬間には何も起こっていない。この瞬間には、何もない」。「ある」と思っていたものは、全て働かせていた思考と感情によるものであることが分かる。あるのは「今、この瞬間」を感じている自分の意識だけ。
・これを感じたとき、不思議な安心感が訪れる。「心配するようなことは、今この瞬間、何一つ起きていない」。その事が分かり、深い安心感を感じられたのなら、このメソッドは成功。その安心感を感じた感覚、それこそが「別の領域」を直接に体験したということに他ならない。
・頻繁にその領域を感じる経験をして、その機会を増やす。このメソッドは誰でも簡単に行えて、その効果は絶大。
深い瞑想で到達するような感覚、そして「空」の体験ができるようですね。
そしてこのメソッドの効果として次のようなことを挙げています。
・その効果は、単なる気休めや、一種の精神安定剤的な効用にとどまらない。不思議と安心して毎日過ごせるようになり、願望に対する執着心が消えて、穏やかな気持ちでいられるようになる。
・そのうち、なぜだか分からないけど、物事がスムーズに行くようになる。
・気がついたらなぜか願望が実現していた。あるいは、望んでいたことより、もっと好ましいことが起きるようになる。
・いずれの場合も「なぜだか分からない」のに、どんどん幸せな現象が現れてくる。この「なぜだか分からない」ところがミソ。エゴとは別の領域で起きていることなので、エゴ特有の合理的思考で判断することは不可能だから。
この本を読んだ当時はやる気にもなれなかったのですが、これをまとめながら、改めてやってみました。ちょっと頑張ったけれど、やがて思考がごにょごにょと浮かんできたり、眠ってしまったりして集中できませんでした。でも「簡単で効果がある」ということなら、やってみる価値はありそうなので、思い出したらやってみようと思います。
最後に、ネタバレになりますが、この本の結論をまとめます。
「たとえあなたの内面(思考・感情・思いこみ・観念)や外面(態度・振る舞い・行動)がどうあろうと、『私は幸せであって構わない』と、大胆に許可してください」
「あなたは今後、幸せを体験することだけに没頭すればいいのです。それはワクワクする、疲れを知らない楽しいゲームです」
「『私は常に満たされていたのだ。しかし今まではそれを許していなかったので、それを見ることが出来なかったのだ』。あなたはそんな感想を洩らすことでしょう」
「必要なのは、強力な意志ではなく、なんの力も入っていない、単なる『意図』です。『ここにあるものを見よう』という、単純な意図だけなのです」
幸せの青い鳥はここにいた、ですね。このあたりは吉濱さんの言うことにちょっと似ています。
「あなたが望むものは、すべて目の前にある。ちょっと手を伸ばせば・・・どころか、『それ』に意識を向けるだけで、あなたはそれを手に入れられる。あなたの望み通りの未来は、すでに用意されている。あなたは、それを選ぶだけでいい」(『アセンションパラレル』より)
「幸せを、許可し体験することを意図する」「望む未来を選ぶ」。そうすることに、理由や条件や資格はいらないんですね。