「スピ好き高学歴ダメ人間」が精神障害者を止めて前向きに生きる話

人生終盤ですが、希望を持って進んでいきます♪

ADHDもあったんかいな~

プロフィールに書きましたが、2019年に“持病(診断はついていない)”が悪化して1週間経っても、2週間経っても、食事の量が回復せず、流動食しか受け付けない状態が続いたため(もちろん内科にはかかり、胃カメラを飲むも、慢性胃炎と言われるだけ)、かかりつけの歯科衛生士さんの勧めで心療内科を受診することにしました。

その際、発達障害傾向があることから、「大人の発達障害」に強いクリニックを選びました。

 

で、食べられない症状は、「ドグマチール」という安定剤で、以前胃潰瘍の治療薬として使われていたものを服用し、良くなりました。

一方、初診時に持参した成育歴と、「一旦家を出るけど忘れ物をしてまた戻ることがある」という話をしたところ、ADHDもあるね、ということに。

子どもの頃は、買い物に行くとすぐにどこかに行ってしまい、母親を困らせていたようでした。

忘れ物は、電車で網棚に物を乗せて座ってしまったら最後、そのまま降りてしまうことがたまにあったり、外出先のカフェでよく置き忘れをし、会計時のレシートは、後で気づいて電話をかけるためにもらうのが必須、という感じでしたが、最近ではそれぞれ対策を講じているので、そんなに困ることはありません。

 

今ここに小学校の通信簿があります。先生の講評が笑えるんですよ~。

<小学1年生>

遠慮深すぎて物足りなさを感じることもあるが、学習・運動・遊びなどすべてのことに熱心な態度で頑張り、力を十分に伸ばすことができた。また友だちに親切で誰からも好まれている(2学期)。

1年間、おとなしく、きちんとした性格で安定感があった。係りの仕事も役割を理解して忠実にすすめることができた。学習中は、人の話を注意してよく聞き、じっくりと考えて学習するので内容を確実に習得することができた。2年になったらいっそう伸ばして頂きたい(3学期)。

 

あら、いい子じゃないですか?

 

<小学2年生>

何事にも申し分ない、しっかりした行動がとれます。新しい知識を取り入れる勉強をどんどんして、もっともっと発言、挙手ができるようになってほしい(2学期)。

明るく落ち着きのある模範的な生活態度ができ、人の世話もよくできました。社会科や理科は、知識を増やすよう読書をさせましょう(3学期)。

 

1年とは違う先生で、この先生には見込まれて、学級会の議長をやらされたりしましたね。

 

<小学3年生>

学習面では大変よいのですが、授業中にときどき大声を出したり、私語も見受けられます。落ち着きが出てくるともっとよくなると思います(1学期)。

学習の基礎ができるにつれて、次第に落ち着きも出てきました。しかし、まだ私語が多く甘えが見られます。集中力がつくようになるともっと実力が発揮できるようになると思います(2学期)。

のみこみが早く、確実で学習したことをよく身に着けていると思います。しかし落ち着きが出て学習に集中することができるともっと実力が発揮できると思います。積極的に学級のリーダーになって欲しいと思います(3学期)。

 

あれれれれ(笑)?はっちゃけ始めましたね。また担任が変わり、それまでの「おじいちゃん先生」ではなく「若いおじさん先生」になったことも影響しているのかどうか。

この通知表を見た親がわたしを叱ったということはなかったのですが、この変化について「マンガを読み始めたからだろう」と言っていたように記憶しています。

 

<小学4年生>

学習や性格面では、自分の実力、自分というものを素直に出しています。ただ学習中の態度にまだ落ち着きがなくおしゃべりが多いようです。まだまだ実力が生かされていません(1学期)。

知識は豊富に持っているのですが、うまく生かし切れないようです。好きな教科だけでなく、苦手な教科に特に努力するようにして下さい(2学期)。

学習面では、よく理解されていると思います。他からの信望もあるのですから自信を持ってリーダーとしても実力を発揮して欲しいと思います(3学期)。

 

3年と同じ担任でした。1学期はまだ落ち着きがないという記述がありましたが、以降は消えていますね。特に何かがあって変化したというような記憶はないので、自然に収まってきたのでしょう。

5年、6年は違う担任でしたが、そちらでもそういった指摘はありませんでした。

がしかし、実はこの「授業中のおしゃべり」というのは、中学・高校と続いていましたので(苦笑)、衝動性が完全になくなったわけではないんですね。

 

衝動性といえば、無駄に行動力があって、段取りとか現実的な方略とかがわからず中身がないままやってしまって何の結果も得られず無意味だったり、後にどんな影響が出るかを予め考慮しなかったために不愉快な出来事を招いてしまったりと、大人になっても弊害を被ってきてはいるのですが、これも忘れ物と同様、気を付けていれば日常的に影響が出る、というわけではないので、ADHD的性質についてはASDほど悩んではいないのでありました。